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次世代グローバル・コミュニケーション基盤 共同開発のお知らせ

株式会社WACC(本社:神戸市、代表取締役:渡邉 健司)と株式会社TransGurd.ai(本社:東京都渋谷区、共同代表兼CEO:江幡 泰太、共同代表兼CTO:渡邉 輝明)は、高精細インタラクティブUXと多言語吹替動画を組み合わせた「次世代グローバルコミュニケーション基盤」の共同開発に向け、戦略的業務提携を締結したことをお知らせいたします。

本基盤は、高精細画像の高速表示と無限ズームを可能とする革新的インターフェイス(WACC)とリップ&ボイス同期型の多言語吹替、さらにディープフェイク検知(TransGuard.ai)を組み合わせ、企業・教育機関・文化施設・官公庁などが保有する画像・映像を含む多様なIP(知的財産)のグローバルな活用を支援するプラットフォームです。

本プラットフォームは、拡大を続ける多言語サービス市場に加え、インバウンド需要の回復、外国人労働者の増加、加速する企業・行政のDX推進の潮流に呼応し、グローバルコミュニケーションにおける新たなスタンダードを提案します。

WACC:高速・高精細可視化ツールの提供
自社の既存データベースと容易に連携し、データの自動更新・高速表示を実現。企業のIP(知的財産)を正しく・迅速に伝える強力なツールです。

< 特長 >

簡単なデータ登録 ファイルベースで登録可能
自動生成機能 画像・動画・PDFをフォルダに入れるだけ
企業IPの分類支援 簡易ディレクトリ構造で整理
優れた直感的UIで視認性の高い表示
高速高精細表示 独自エンジンによるパフォーマンス
高いカスタマイズ性 用途に応じたデザインと価格帯で提供            
マルチデバイス対応により、展示会・配信サービス・社内DX・統合データベース活用にも幅広く対応。 さらに、地域の文化・観光・伝統産業など、地域資産のアーカイブ化と世代間共有にも活用いただけます。
TransGuard.ai:多言語吹替動画制作サービス

 < 特長 >

世界最先端生成AI技術の活用 — 世界最先端のリップ&ボイスシンク型AI技術による20か国語以上の高品質吹替動画
プロフェッショナルな言語監修 — 自動翻訳に頼らない、言語専門家による徹底した校正、校閲、言語調整
映像制作エキスパートによるポストプロダクション — 公的利用を目的とした高品質な映像編集
CMS支援 — 海外向けオウンドメディア構築、企業ブランド発信プラットフォーム、eラーニングシステム構築・運営
コンテンツマーケティング — 多言語コンテンツを活用した海外市場へのリーチ拡大、デジタルマーケティング、ECサイト構築・運営
海外事業開発 — 海外への販売・事業拡大の包括的サポート

■ 協業内容~技術革新がもたらす圧倒的な市場優位性

多言語映像アーカイブプラットフォームの構築
企業・文化施設・官公庁の映像資産を30言語以上で高精細に共有
AI駆動型ビデオマイニング技術による翻訳・編集プロセスの効率化
ビジュアルデータのグローバル活用支援
高精細な技術資料、写真、動画をインタラクティブに高速表示、さらに無限ズームや、動画自動分割機能によるシームレスな操作を実現
言語制約のない直感的操作で複雑なビジュアル情報の活用を実現、多文化環境に最適化された革新的UI/UX
次世代教育プラットフォーム開発
高精細双方向型学習環境による学習効率の向上
グローバル人材育成プログラムの開発・提供
多言語オウンドメディア、CMS構築支援
話者の表情や口の動き、声を同期させた多言語吹替動画を活用、さらにインタラクティブなUIによる没入型コンテンツマーケティングを可能に
海外市場向け販路拡大、海外事業開発支援まで一貫支援
ディープフェイク対策と真正性確保
高精度で不正コンテンツを検知、ブランドと情報の信頼性を守る堅牢なセキュリティ
コンテンツ「真正性」保証を業界標準として推進

■ 想定されるユースケース

製造業・建設業

複雑な製品マニュアルや設計図、3Dモデルなどを世界中の拠点で共有し、保守・修理作業を効率化できるようになります。高精細画像の高速表示と無限ズームを活用することで、細部まで正確に確認しながらトラブルシューティングや品質チェックを行えるため、作業時間の短縮やコスト削減が期待できます。また、多言語吹替動画を利用した遠隔研修や技術指導により、異なる言語や文化圏にいるエンジニア同士でもスムーズなコミュニケーションが可能になります。

観光・文化分野

文化財や美術品を超高精細画像と多言語ガイダンスで世界に発信することで、訪日外国人を含む幅広い層に向けて没入感のある文化体験を提供できます。リップ&ボイス同期型の吹替技術を組み合わせれば、現地スタッフやガイドを介さなくても映像内で自然な説明を行えるため、展示施設や美術館の運営負担を軽減します。さらに、ディープフェイク検知によりコンテンツの信頼性を高め、地域文化の魅力を国際的に発信しながら、インバウンド需要や地域経済の活性化につなげることが可能です。

教育・学術機関

海外大学とのオンライン共同研究や講義を言語の壁なく実施し、専門的な図面・資料を世界各地の研究者や学生とリアルタイムに共有できます。高精細画像の高速表示と無限ズームを活用すれば、微細な部品レベルや細部の注釈まで正確に確認でき、研究精度を高められます。さらに、高精細双方向型学習環境を整備することで、留学生や国内外の学生が同じレベルで学習できる環境を実現し、グローバル人材育成に寄与します。

自治体・公共機関

外国人住民や海外からの来訪者向けに、多言語の行政サービスや緊急・災害時の情報提供を円滑に行えます。高精細画像の高速表示と無限ズームを使うことで、防災マップや避難所情報などを細部まで明確に提示し、多言語吹替を組み合わせることで、言語バリアを最低限に抑えた迅速かつ正確なコミュニケーションを実現します。さらに、ディープフェイク検知機能を活用して不正コンテンツの拡散を防止し、安全かつ信頼性の高い情報発信基盤を構築できます。

中小企業の海外プロモーション・市場拡大支援

日本国内の中小企業が自社の製品やサービスを海外市場へ展開する際、多言語対応の映像コンテンツやインタラクティブな製品デモは大きな強みとなります。本プラットフォームの直感的UIで視認性の高い高速高精細表示技術の活用により、製品の細部や機能性をわかりやすくアピールでき、多言語吹替動画を通じて現地の言語・文化に即したプロモーションが可能になります。WACC・TransGuard.aiパートナーシッププロジェクトでは、海外市場、パートナーとのタッチポイントの高度化のみならず、海外へのプロモーション、販促、事業開発支援のラストワンマイルまでサポートします。

■ 代表者コメント

株式会社WACC 取締役 中野氏: 「当社の高速無限ズーム技術infinityzoomとTransGurd.aiの多言語AI技術の融合は、単なる技術提携を超え、世界のコミュニケーション基盤そのものを変革するプロジェクトです。日本発の技術で、グローバル市場におけるコミュニケーションの未来を創造してまいります」

株式会社TransGurd.ai 共同代表兼CEO 江幡氏: 「情報の正確性と信頼性を担保しながら、言語の壁を超えたグローバルコミュニケーションの活性化を。それが私たちの目指す未来です。WACCとの提携により、企業のみならずあらゆる団体の海外への発信力と文化的多様性の両立を実現するプラットフォーム構築を目指します」

■ 市場展望と今後の展開

世界の多言語サービス市場が年平均6%超で拡大するとされる一方、日本国内においても、訪日外国人の急回復(2023年:2,506万人)、外国人労働者の増加(204万人超)、そして建築・製造分野におけるBIMやデジタルツイン導入の進展により、多言語対応や高精細ビジュアライゼーションの需要があらゆる領域で拡大しています。観光・文化施設では映像ガイドや展示の多言語化、教育分野では多言語eラーニングの普及、企業・自治体では研修や広報映像の翻訳対応が急増しており、さらに製造・建設業では設計図面や3Dモデルの国際共有に対するニーズが高まっています。

こうした動向を背景に、WACCとTransGurd.aiは、映像・音声・インタラクティブUXを横断的に連携させるプラットフォームを通じて、社会の多文化対応力・国際競争力を底上げする役割を担ってまいります。

今後も両社は、AI技術の責任ある活用と高精細ビジュアル技術との融合により、言語や文化の壁を超えた真のグローバルコミュニケーションの実現に取り組んでまいります。世界中に点在する「埋もれた知」を掘り起こし、つなげ、広げ、伝える——。両社は、そうした価値ある情報の再発見と共有を可能にする次世代プラットフォームの構築を目指してまいります。

■ 展示会出展のお知らせ

デジタル化・DX推進展
https://odex-telex.jp/lp/index.php

自治体や企業のDX推進を後押しするBtoB展示会です。実際に高精細画像の高速表示と無限ズーム、多言語吹替技術のデモを体験いただけます。ぜひご来場ください。

東京会場
日時:2025年6月4日(水)~6日(金)
会場:東京ビッグサイト 東1~3ホール
大阪会場
日時:2025年10月30日(木)~31日(金)
会場:インテックス大阪

▼事前来場登録はこちら
https://innovent02.eventos.tokyo/web/portal/730/event/12749/users/register

▼出展者情報・商談予約はこちら
https://innovent02.eventos.tokyo/web/portal/730/event/12749/module/booth/323496/297158

■参考・出典

1. Mordor Intelligence, *Language Services Market – Growth, Trends & Forecasts (2024–2030)*, 2024.
2. The Business Research Company, *Language Services Global Market Report 2024*, 2024.
3. Fact.MR, *Language Services Market Research Report 2022-2032*, 2023.
4. Statista, “Value of the global language services market 2017-2026”, 2024.
5. 日本政府観光局(JNTO), 「訪日外国人旅行者統計 2023年」, 2024.
6. 厚生労働省, 「外国人雇用状況の届出(令和5年10月末現在)」, 2024.
7. 文化庁, 「文化財多言語解説整備事業 令和6年度実施要領」, 2024.
8. 国土交通省, 「建築分野におけるBIM活用実態調査(令和6年度)」, 2025.
9. IDC Japan, *Japan Digital Twin Market Forecast 2023-2028*, 2023.
10. 矢野経済研究所, 「eラーニング市場に関する調査 2024」, 2024.
11. Kings Research, *Online Language Learning Market Report 2023-2030*, 2023.

■会社概要

株式会社WACC
設立:1982年
所在地:〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町4丁目3-16
代表者:代表取締役 渡辺 健司
事業内容:高精細ビジュアライゼーション技術の開発・提供、空間情報処理ソリューション
URL:https://wa-cc.co.jp/

株式会社TransGuard.ai
設立:2023年
所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-22-3 広尾西川ビル 8階
代表者:共同代表兼CEO 江幡 泰太、共同代表兼CTO 渡邉 輝明
事業内容:生成AIを活用した多言語吹替動画制作、ディープフェイク検知、CMS、コンテンツマーケティング等

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社WACC
広報担当:林、または脇
TEL:078-881-6577
Email:info@wacc.co.jp

株式会社TransGuard.ai
広報担当:高橋、または川上
TEL:03-6427-5071
Email:info@transguard.ai